

こんにちは44歳で仕事を辞めて日本一周の旅にでた事があるベルと申します。
今回は「仕事を辞めて長期の旅に出たい」と考えている人に向けて言いたい事です。
それは「現実的に挑戦ができるのは40代まで」と言う事です。
「いやいや!定年まで勤め上げてそれから旅に出ればいいじゃないか!」と声が聞こえてきそうですがそれにはいくつかの理由がある事。
また、もしも本当に仕事を辞める時の注意点等もあります。
それでは以下に詳しく説明していこうと思います。
仕事を辞めて旅に出たい


あなたも考えた事はありませんか?
「いつか仕事を辞めて旅に出たい」と…
仕事のストレスから開放されて「車中泊で日本中を走り回りたい」「大好きなバイクでずっと走っていたい」「バックパックを背負って世界中を旅して回りたい」と思いますよね。
仕事で疲弊していた筆者も同じ事を考え、44歳で当時勤めていた会社を退職、日本一周の旅に出ました。
40代の旅人に襲いかかる現実


実際に40代の僕が旅に出てこう思いました。
「日本一周や世界中を長期の旅に出るのは40代前半までが限界なのでは?」と
なぜそんなふうに思ったのか?
その理由を一つづつ説明します。
親がちょうど介護が必要な年齢になっている


まず一つ目が「親がちょうど介護が必要な年齢になってきている」と言う事です。
これは僕に実際に起きたことなのですが日本一周の旅に出て8ヶ月ぐらい経った時に「父親が倒れた!」と母から連絡がありました。
その時は急いで旅先から帰宅し、病院で色々と説明を受けました。
倒れた原因は脳内の出血なのですが「今後は麻痺が出るかもしれない」と言われ


もうこれで旅は続けれないかも・・・
そんな風に思いました。
結局はそんなに酷い麻痺が残ったわけでは無く、通常の生活が送れることが分かったので旅を再開しました。
僕は何とかなったのですが40代の親というと殆どが70代になっており、そろそろ子供の援助が必要な時期となっているはずです。
年齢によって本人の体力が低下しているので挑戦的な旅が出来ない


次に上げる理由が「年齢によって本人の体力が低下しているので挑戦的な旅が出来ない」です。
これは過去に本格的な登山をしていた僕が痛感したのですが40代あたりから体力がガクッと落ちているということです。
「旅先で色々な山も登りたい!」と考えて出発をしたのですが30代の頃のようにバリバリと山を登れる体力はありませんでした。
また、頑張って山を登っても過去にはすぐに回復していた筋肉痛もなかなか消えず「これは50代や60代だと100名山制覇はかなり大変だぞ」と感じました。
実際に仕事を辞める前にやるべきこと
次に実際に仕事を辞めて旅に出る前の貴方に僕からアドバイスをしたいと思います。
辞めてからでは遅いのでしっかりと読んで検討してくださいね。
辞める前にクレジットカードを作っておく


仕事をやめてからクレジットカードを作ろうと思っても作れません。
もし、あなたが仕事を辞めて旅に出ようとしているのであれば辞める前にクレジットカードを余分に作っておく事をおすすめします。
家を買うかも知れないと考えている人は住宅ローンも組んでおく


クレジットカードと同じような内容ですがこれも重要です。
個人事業主では住宅ローンを組むのは難しいので退職前にローンを組むことをおすすめします。
ただし、その後の収入が予測不可能なので必ず無理のない額にするようにしてくださいね。
健康保険の請求額がとんでもない!たっぷりと貯金があるかを確認しておくこと


退職後の1年間は仕事をしていた時の収入で健康保険などが計算されます。
自分の場合は月に7万円以上を払わないといけない状態でした。
これについては「任意継続制度」というものがありそれを利用すると多少、支払額を抑えることが出来るのですがそれでも一年で40万円以上の支払いが発生。
退職金が入って喜んでいたのですが市民税や健康保険でガッツリと削られました。
なので、退職する前に退職後1年間にどれぐらいの支払いが発生するのかを計算し、その分の貯金をしておくことをおすすめします。
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まとめ
以上が40代で退職し、日本一周の旅に出た僕の経験でした。
個人的には長期の旅をするのは40代が最後のチャンスだと思いますし、最悪は旅が終わった後にまた働く事も出来ると思います。(50代よりかは就職をしやすいはず)
今は自分の時間を大切にし、穏やかな日々を送れていますよ。
同じ様な悩みを抱えている人の解決の手伝いになれば嬉しいです。



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