PR
この記事を書いた人
ベル

40代まで、就職氷河期の中で計8回の転職を経験してきました。
工業高校卒業後、機械設計、土木工事、製造業(単純作業)、介護業界、バイク業界、サービスエンジニア(産業用機械)、産業ガス業界、そして自動車業界と、まったく異なる職場を渡り歩きました。
経験したのは失敗や挫折も多かった仕事ですが、その過程で「どんな環境でもやり切る力」と「現場で役立つ実践的スキル」を身につけました。
現在はフリーランスとして、自分のペースで働きながら自由な生活を実現しています。
(私の書くコンテンツにはPR広告が含まれています)

ベルをフォローする

「お金が貯まらない」と言いながら、なんで刺身買ってるの? 工業高校卒の僕が44でFIREできた理由はたぶんここにある。

Uncategorized
記事内に広告が含まれています。

親の話をさせてください

子どもの頃、うちはお金に余裕がある家庭じゃなかった。

「お金がない」「今月きつい」という言葉を、親から何度聞いたかわからない。でも不思議なことに、食卓には刺身が並んでいた。牛肉の炒め物があった。週に何度かは鮨のパックが出てきた。

子どもだった僕にはその矛盾が理解できなかった。大人になって、家計というものを自分で管理するようになってから、ようやくわかった。

あれが原因のひとつだったんだ、と。

別に親を責めたいわけじゃない。ふたりとも一生懸命働いて、家族においしいものを食べさせようとしてくれていた。ただ、ひとつだけ気づけていないことがあった。

「食費は贅沢じゃない」という思い込みだ。

「外食より安い」は本当に節約なのか

焼肉屋で肉を焼いている画像

焼肉屋に行けば1人3,000〜5,000円かかる。でもスーパーで牛肉を買えば数百円で済む。「外食するより全然マシじゃん」という気持ちになる。わかる。その感覚はすごくわかる。

でもちょっと待ってほしい。

その比較、おかしくないか?

「焼肉屋に行く」か「スーパーで牛肉を買う」か、という二択で考えているから「節約した」と感じる。でも本当の選択肢は3つある。

  1. 焼肉屋に行く(高い)
  2. スーパーで牛肉を買う(中くらい)
  3. 鶏むね肉や豚こまや厚揚げを買う(安い)

「2を選んだから節約した」じゃなくて、「3と比べたら全然節約できていない」という視点が抜け落ちている。

スターバックスコーヒーのカップが2つテーブルに置かれている写真

これ、スタバと同じ構造だ。

スタバのコーヒーは約700円。コンビニコーヒーは100円。同じ「コーヒーを飲む」という行動なのに、600円の差がある。 刺身も同じだ。「外食よりは安い」ではなく、「鶏むね肉と比べてどうか」で考える。その視点が持てるかどうかで、毎月の食費が大きく変わる。

「でも栄養があるから」は本当か、データで確認してみた

パソコンでデータを見ている人の写真

「刺身は体にいいから」という声が聞こえてきそうなので、ちゃんとデータで確認してみよう。

マグロの赤身(100g)の主な栄養素はこんな感じだ。

  • タンパク質:26.4g
  • 鉄分:2.0mg
  • DHA・EPA:約1,670mg
  • 価格:約300〜500円

一方で、コスパ食材と比べるとこうなる。

食材タンパク質鉄分DHA/EPA目安価格(100g)
マグロ赤身26.4g2.0mg300〜500円
鶏むね肉23.3g0.3mg60〜80円
豚こま肉17.1g0.6mg80〜120円
厚揚げ10.7g2.6mg40〜60円
サバ缶20.9g1.9mg◎◎100〜150円

これを見ると、こういうことが言える。

タンパク質が目的なら、鶏むね肉でほぼ同等のものが1/5以下の価格で摂れる。

鉄分が目的なら、厚揚げのほうがマグロより多い。

DHA・EPAが目的なら、サバ缶のほうが豊富で価格は1/3以下。さらにAmazonでDHAサプリを買えば1日あたり約30円で摂取できる。

つまりこういうことだ。

タンパク質が目的? → 鶏むね肉で十分
DHA・EPAが目的? → サバ缶かサプリで十分
鉄分が目的?    → 厚揚げや豆腐で十分
じゃあ何のために刺身を買ってるの? → なんとなく

「健康のために刺身を買う」は、実はあまり合理的な理由ではない。

「なんとなく」がどれだけ怖いか、計算してみた

計算機を用いて数値を計算している画像

じゃあ「なんとなく」がどれほどの金額になるのか。家族4人世帯で計算してみよう。

刺身・牛肉・鮨を週4回買う場合 vs 代替品生活

パターン月額年間
刺身・牛肉・鮨を週4回約2.5万円約30万円
鶏むね・豚こま・厚揚げ・サバ缶中心約1.5万円約18万円
差額約1万円約12万円

食材だけで年間12万円の差。

さらに「無自覚な贅沢」は食材以外にも積み重なっている。

行動贅沢側コスパ側年間差額
コーヒースタバ約700円×月20回コンビニ100円約14万円
飲み物コンビニPET 150円×月20本ドラッグストア80円約1.7万円
食材刺身・牛肉・鮨 週4回代替品生活約12万円
合計約28万円/年

年間28万円。

これ、ピンとこない人のために別の言葉で言い換えよう。

道路上に泊まっている軽自動車の画像

軽自動車1台を1年間維持できる金額と、ほぼ同じだ。

保険・税金・車検・ガソリンを合わせた軽自動車の年間維持費は約30万円。つまり「なんとなくの買い物」をやめるだけで、毎年もう1台軽自動車を持てる計算になる。

さらにこれを投資に回したらどうなるか。

期間年28万円を5%で運用
10年後約363万円
20年後約924万円
30年後約1,900万円

野村総合研究所の定義では、純金融資産5,000万円以上の世帯が「準富裕層」とされている。年間28万円を30年間運用し続けると、その約38%にあたる1,900万円になる。

「刺身を買うか買わないか」は、30年後の資産に1,900万円の差をつける可能性がある話だ。

工業高校卒・偏差値35〜39の僕がFIREできた理由

ここで少し自分の話をさせてほしい。

僕は工業高校卒で、中学のときの5教科の平均点は200点くらいだった。偏差値で言えば35〜39くらいだと思う。いわゆる「勉強ができる人間」では全くなかった。

そんな僕が44歳でFIREできた。

「高収入だったんでしょ」と思うかもしれないが、そういう話じゃない。「賢い投資をしたんでしょ」とも違う。

なにかに気付いてハッとしている男性の画像

一番の理由はたぶん、若いころから「無自覚な贅沢」に気づいていたことだと思っている。

刺身をなんとなくカゴに入れない。スタバにふらっと入らない。コンビニでペットボトルをなんとなく買わない。そういう小さな「1秒の立ち止まり」を、ずっと続けてきた。

特別なことは何もしていない。頭が良くなくてもできることをやってきただけだ。

うちの親は「お金がない」と言いながら刺身を買っていた。僕はその光景を見て、なんとなく「これは違うかもしれない」と感じた。それだけだ。

偏差値は関係ない。学歴も関係ない。「なんとなく」に気づけるかどうか、それだけだと思っている。

安い食材は「妥協」じゃない

美味しそうに調理された鶏むね肉の画像

ここで大事なことを言いたい。

この話は「安い食材を我慢して食べろ」という話ではない。

塩麹に漬けて焼いた鶏むね肉を食べたことがあるだろうか。驚くほど柔らかくてジューシーで、正直「これで十分じゃないか」と思う。厚揚げを生姜醤油でじっくり焼いたものは、牛肉より満足度が高いと感じることすらある。

美味しいかどうかは、値段が決めるんじゃない。他人のレビューが決めるんでもない。自分が食べて、どう感じるかだけだ。

これ、意外と忘れがちなんよね。

高い食材を買うと「美味しいはずだ」という先入観が働く。安い食材には「どうせ美味しくない」という思い込みがある。その思い込みをひっくり返したとき、食費は自然と下がり始める。

食を楽しんでいる人は、値段ではなく自分の感覚を基準にしている。その感覚を磨くほうが、食生活も家計も豊かになる。

じゃあ刺身は食べちゃいけないの?

お皿に盛られた豪華なお刺身の画像

そんなことは一切思っていない。

刺身は美味しい。牛肉は美味しい。鮨は最高だ。

ただ「たまに食べるから美味しい」という感覚を取り戻してほしい、という話だ。

毎週なんとなく買っている刺身を、月に1回「今日はちゃんと刺身を楽しむぞ」という日に変える。そのほうが、同じ金額を使っても満足度が上がる。しかも年間で浮いたお金が投資に回る。

頻度を下げることは、贅沢の質を上げることでもある。

「毎週の普通の刺身」より「月1回の特別な刺身」のほうが、ずっと美味しく感じられるはずだ。

今日からできる「1秒の習慣」

腕時計の秒針を見ている画像

難しいことは何もない。スーパーのカゴに手を伸ばす前に、1秒だけ立ち止まる。それだけだ。

「これは食べたくて買うのか? それともなんとなく買うのか?」

食べたくて買うなら、どんどん買えばいい。なんとなく買うなら、一度カゴを通り過ぎてみる。それだけで少しずつ変わっていく。

お金が貯まらない原因は、収入が少ないからじゃないかもしれない。「贅沢している」という自覚がないまま、毎日少しずつ贅沢しているからかもしれない。

うちの親は悪い人じゃなかった。ただ、気づいていなかっただけだ。

あなたは今日、気づくことができた。それだけで、もう変わり始めている。

まとめ

  • 「外食より安い」は錯覚。食材にも無自覚な贅沢がある
  • 刺身の栄養素は鶏むね肉・サバ缶・厚揚げで1/3〜1/5の価格で代替できる
  • 「無自覚な贅沢」が積み重なると年間約28万円の差になる
  • 年間28万円=軽自動車1台の維持費=30年運用で約1,900万円
  • 美味しさは値段じゃない、自分が感じるかどうか
  • 工業高校卒・偏差値35〜39の僕がFIREできたのは、この「1秒の立ち止まり」を続けてきたから
  • 脳死でカゴに入れる前に、1秒だけ立ち止まってみよう

あなたは今日、気づいてしまった。

毎週なんとなく買っていた刺身。
なんとなく寄っていたスタバ。
なんとなく手に取っていたコンビニのペットボトル。

その「なんとなく」が、年間28万円。
30年で1,900万円になるという事実を。

でも気づいただけで終わらせてほしくない。

次のステップは「じゃあこのお金をどう増やすか」だ。
NISAをどう使うか。保険は本当に必要か。
家計のどこにまだ無駄が隠れているか。

それをひとりで考えるより、プロに一度話を聞いてもらった方が
圧倒的に早く、確実に動き出せる。

しかも今は無料で相談できる時代だ。

▶ 【無料】FPに相談して、本当の意味でお金と向き合ってみる

相談してみて損をした人を、僕は知らない。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました